モネが来た

ポンコツ34@那覇

2012年02月21日 17:36

このブログでもおなじみの悪友・モネが週末を利用して
那覇に来てくれた。
「ポンコツ? ブログを見るとメシを食ってなさそうじゃないか?
俺の滞在中は金のことは心配するな。腹いっぱい食べよう」と
言われる始末だが、俺を心配したのではなく、
ただ単に那覇に来たかったのだそうだ。
漫湖(何て読むんだ?)センター経由で空港まで迎えに行き、
車の中では「いやあ、那覇良いな。やっぱり来ると住みたくなっちゃうよ」
とひっきりなしに言っている。
「ポンコツに先を越された。俺も数年後には住む!」と
ひっきりなしに言っている。
特に予定もないので、我が家で三線を弾くことにした。
モネは俺の三線を手にとってはなぜか、日本の叙情歌や童謡を歌っている。
この変化に俺は動揺を隠せない(笑)。
「今、仕事で年配の人たちの前で三線を披露するのさ。すごく反応も評判も良くてね。
コンクールでシビアに歌うのも大事だけど、オジイオバアが喜ぶのを見るとね、
もっと童謡とかのレパートリーを増やしたくて。でも、童謡の工工四は内地では
手に入らないから、自分で譜面を起こしてるよ」
すごいことだ。自分で譜面を起こすとは。
その昔、八重山民謡の師匠に「音痴だ!」と言われていたモネの姿は
もうどこにもない。
俺は16歳からギターをずっと弾いていて、2005年からは三線にも手を出して
いて、いまだに自分は表現者だと思っているけど、
三線だけでなく、表現者としても、モネに追い越されたなってな気分になった。


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