コインランドリーにて
今日は祝日だな。
コインランドリーへ行くべ。
洗濯ものを持って出かける。
今日は洗濯機の稼働率が高いな。
いつもの場所(?)は先客が使用している。
まあ良いな。別の場所を使おう。
最近、ソフト剤を入れることを覚えた。
これを洗濯機が動いている途中、
ソフト剤使用ランプが点滅すると入れる。
これを入れることによって、洗濯ものが
ふんわりしたり、良い香りがするようになる。
なかなか取れなかった独特の匂いが中和されて
洗濯ものが乾いて、たたむ時が楽しくなった。
ソフト剤を入れるのが、洗濯機にお金を入れてから
20分くらいの場面にすることになるので、
今まではいったんお金を入れたら家に帰って
終わったころを見計らって、洗濯物を引上げに行く
ってことをやっていたけど、ソフト剤を入れる
ことになってからは、家に戻らずそのままランドリーに“待期”するようになった。
待期をすることで、そのままランドリーに居るわけだが、思ったより利用客が多い。
年配の方の利用が多いな。孤独な高齢者だろうか?
俺と同じで洗濯機持ってないのかな?
その高齢者の姿を見ていると、
鹿児島の実家で自宅で洗濯をしている我が母は幸せなのだろうな。
母は僕が小さいころから「ウチは貧乏だからね」と
しきりに言っていたが、決して貧乏ではなかったな。
自宅で洗濯していたのだからね。
数十年後、洗濯物を持ってランドリーに向かう
高齢になった俺が居るのだろうか?
そうはなりたくないのだが。
貧乏のスパイラルを抜けるのはいつになるのやら…。
そんなことを思っていたら、「おお、久しぶりだな!」と牛乳屋のおっちゃんが声をかけてきた。
「今日は少年野球だ。急いでいるから行こうね」
と言われた。
自分は「(一緒に)行こうね」の意味かと思ったら、
そうではなく
「急いでいるから行くね」との意味である。
おっちゃんは風のように消えていった。
沖縄人ならではのセリフだな。
ひとつ勉強になった。
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