多良間へ行くのか? たらまー 21

ポンコツ34@那覇

2012年12月18日 08:12

多良間3日目の朝。
昨晩も深酒したようだ。ヤギ肉を口にして
そのあとは飲んだわけであるが、何を会話したか覚えていない。
シャワーを浴びていると、さっそく師匠とママの
口げんかが始まっているようだ。
すっかりこの光景も見慣れた。
多良間の新しい風物詩にならなければよいが…(苦笑)。

しかし今朝の口げんかは一向に終わる気配がない。
タオルでちんこを拭いて着替えて“ロビー”へ向かってもだ。
他人の俺の前でもおかまいなし。
まだ食事の支度はしていないようだ。
話を聞いてみる。
やっぱりオバアさんのことだ。大きな手術をすることになったようだ。
で、宮古の大病院へ立ち会いに行くことになったようだが、
それを行く行かないで献花いやケンカをしていたようだ。
「あなたが行けばよいじゃない!」
「私は畑がある。まだ手入れも済んでないのに仕事をほおっておけるわけがない」
「あなたのお母様でしょ? ○○××…」
「もう人がいないのだよ? ポンコツ君にさせるのかい?」
「師匠、私は今日本島へ帰るのですが…」
「あなたが行きなさいよ。お母様も安心するわよ」
「師匠、行ってあげたほうが良いのでは…」
「ポンコツ君、これは渡嘉敷家のことだ。君は黙っていなさい」

で、結局はママが代わりに宮古へ行くことになったようだ。
「ポンコツ君、ママの荷物持ちを今日はしなさい。持っていくもの
たくさんあるから、準備もあるから、畑は免除する」
師匠は、俺がママの方を持ったことに立腹されたようで、食事もせず
トラックで畑に出かけて行った。
「ポンコツ? 食事をしなさい。ほおっておけばよい」
余計なこと言ってしまったな。重たい多良間の朝だ。


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