宮古へ来たのか? 5
“宮古まもる君”とお別れし(笑)、市街地散策を続けるとしよう。
市場通りを南下していく。
宮古実業高校の近くまで来ると、記憶のあるアパートが…。
嗚呼、ここはママとゆまちゃんが住んでいたところだね。
自分も一度だけおじゃましたことがあるな。
自分が宮古民謡コンクールに出演して、その“反省ビデオ”を
師匠やモネも交じって一緒に観たねえ。
あれ以来か。あれからみんな環境が変わったな。
かわいい女子高校生だったゆまちゃんは、今や一時のママ。
かわいいラキ君が誕生したのだから良かったな。
ママもアパートを引き払って、戻りたくないと言っていた多良間へ戻った。
師匠は役場を退職し、専業農家へ転身。
モネは一時体調を崩し入院したが、今は新たな仕事と三線持っての
唄者生活に充実の日々。
そして俺は、那覇へ移住だ(呆)。
ここでみんなで反省ビデオを観てから、4年くらいしか経ってないのか?
とても4年とは思えないな。みんないろいろありすぎて。
もちろん俺もだけど。
てくてく適当に歩いていくと、いつの間にかマクラム通りへ。
市役所があって、この辺に図書館があるから休憩しようと思ったが
老朽化で図書館は駐車場になっているよう。
マクラム通りの反対側には裁判所がある。
たまには裁判でも傍聴するかな?
変な男(俺のこと)は堂々と裁判所に入っていく。
法廷は3階にあるようだ。エレベータに乗って3階にあがった。
誰も居ない。各法廷のドアにはその日の公判予定が掲示されるのだが
今日はもう終わってしまったのか、はたまた公判予定はないのかで、
掲示は何一つなかった。
せっかく島に来たのに、裁判を傍聴しようかねと思うのはポンコツだけ?
お前どっかおかしいんじゃないの? という声が聞こえてきそうだ。
ちなみに、裁判は誰でも傍聴できますよ。
さて、もうちょっと歩こうかな。
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