宮古へ来たのか? 13

ポンコツ34@那覇

2012年10月22日 19:41

たけのこからタクシーに揺られてほんの数分。
平良のにぎやかな市街地からはやや外れた場所のようだ。
赤い色が特徴の店に着いた。
どっかで見たことあるような…。
嗚呼、お昼の散歩で見えた店だな。

まさか今日来るとは思わなかったが(苦笑)。



その、コユキママに誘われてやってきた民謡居酒屋「あかがーら」は、
その名の通り、建物が鮮やかな赤に統一されているお店。
外観も店内もキレイ。
店内は地元の人だろうか、中高年男女4名がすでに泡盛飲んでいる。
コユキママは店の常連のようで店員さんから「あら、今日は若い男子(俺のこと)
と一緒ね! うらやましいわー! 注射してもらった?」
「嗚呼、これから太い注射を打ってもらうつもり(爆)」
とどこまで冗談か本気かわからないようなことを言っている。
とりあえず自分たちも泡盛を頼んで乾杯だ。
ママが説明する。
「ここのオーナーも三線うまいから、きっと楽しめると思うよ。
リクエストもしてみたら」とのこと。
少ししてライブが始まった。
どんな唄者が出てくるのかな…と楽しみにしていたら、出てきたのは
工事現場にいるような年配のおっさん。
イメージと違うな。
「ポンコツ君、囃子は奥さんね」
奥さんの方が背が高い。で、その三板や囃子をされる女性だが、
鹿児島に在住する私の叔母にそっくりで、なんか叔母がステージに立っている
錯覚を覚えてしまい、どことなくとまどってしまった。
で、ライブは、このオッサン(失礼)無茶苦茶三線がうまい!
高速速弾きは今まで見た中で3本の指に入るかも。
唄もうまい。
でも、でも、宮古民謡はほとんどなく、だいたいが沖縄本島の民謡だった。
本当だ(笑)。
宮古島にいるのだから、宮古民謡をもっと味わいたかったが…。

さて、ライブは1時間くらいぶっとおしで続いた。
「宮古まもる君の唄」を唄者が歌っているとき、
今日の昼散歩していたときに発見した「宮古まもる君」が“特別出演”
する一幕もあった。
学校に行かず警備を一日続け(笑)、夜は居酒屋でのゲスト出演かあ…。
休む間もなく働いてます。
てなことはなく、出演した宮古まもる君は、実はこの店の店長さん。
まもる君をモチーフにしたTシャツを来て、メットを被っての出演だった。
さて、ライブも満喫したし、今日はおしまいかな…と思ったが。
「ポンコツ君、もう一件行きましょう? どこかリクエストある?」
「和おんで良いですか? 小太郎さんが自分を待っているかもしれないので」
「和おん、良いわ。行きましょう。私もオーナーに会いたいわ」
再びタクシーを手配した。


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