本島の宮古民謡コンクール 3

ポンコツ34@那覇

2011年08月06日 09:04

ブログ『新・沖縄にとろける』にアクセスしていただきありがとうございます。
ブログ上では、私自身を“ポンコツ”と表記し、
また、一般個人の方が特定されないよう、表現を多少デフォルメしますので
よろしくお願いします。


最高賞も20人以上受験した。しっかり全員の歌を聴いた。
中には声が出ていない人もいたが、ちんだみが二揚げの『とうがにあやぐ』では
仕方ないだろう。俺もこの歌歌うときは声がいつも気になるもんね。
最高賞の審査が終わり、最後は『グランプリ賞』の審査である。
15.6人くらい居たのかな? 権威のある賞だから若い人の受験生はいないようで
出る人出る人みんなそれなりのキャリアを積んだ方が多い。
課題曲は宮古民謡屈指の名曲『伊良部とうがに』と『正月ぬあやぐ』であるが、
『正月ぬあやぐ』を選択した方は一人のみ。
延々と『伊良部とうがに』が耳に流れてきたのであるが、やっぱ本番だからか、
緊張だからか、高い声が出なかったり、勘所の甘さも出たりで、
“この人は素晴らしい、プロの唄者みたいだ”って方は意外に少ない。
その以外に少ない中でも、7番目か8番目に出演した方が
ダントツにうまかったな。
自分はこの後東京へ行く予定が入っていたので、審査結果まではいなかったのだが、
おそらく7.8番目の人がグランプリだったかな。

宮古民謡の愛好者が沖縄本島にも多く、これほど支持されているとは意外で、
自分も嬉しくなってしまった一日だった。
ただ、主催する側の宣伝不足もあるだろうが、これほどの情報社会で
ネットを使った宣伝もなく(検索してもヒットしない)、当日会場に来てみないと
開催しているか否かがわからないというのは、今後に再考を求めたい部分だ。
良い音楽は、もっと宣伝して多くの愛好家を生み出すべきなのだ。
宮古民謡は、どうもどの団体もアピール不足だなと感じる。
ちょっとキツイ内容になってしまったが、もっと宮古民謡は陽の当たる場所にあって
もらいたいという思いだな。
あっ、もちろんポンコツ君もこれからは遠慮しないで歌っていきますよ。

(沖縄市・泡瀬漁港)

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