新しい師匠 3

ポンコツ34@那覇

2011年11月28日 19:42

“空手道場”でようやく稽古が始まったようだ。
自分は、テーブルの端っこで“小さく”なりながら、見学する。
お弟子さんは、みんな工工四を見ていない。
まず、この時点で俺より上ですな。
歌っている民謡も初めて聴くね。
歌もち(イントロ)は、どことなく『ヒヤミカチ節』をゆったり店舗いやテンポに
下感じで。
先生は、歌詞の間違いには厳しい。
「それ違いますよ。もう一回このまま続けましょう」
「また、違いますね。男女が入れ替わってます」
とか。
この民謡は男女のデュエットというか、掛け合いが楽しい部分。
自分もいつかは、女性とこの民謡を歌えるようになりたいなあ…。

どうやら来月予定されている発表会では、この唄を披露するようで延々と
歌い続けているね。
先生もややお年(失礼!)のはずであるが、休むことなく、歌って三線も弾いている。
普段の会話と違って、先生は歌いだすとものすごい高い声で歌います。
調弦を聞いたら、なんと「四」(キーだとDになるのか?)だ。
自分はそこまで高く設定ができないな。

歌いながらもお弟子さんがあと2人“遅刻”してきて、みんなそろって
延々と歌う。お弟子さんたちは歌いながら笑顔がこぼれている。
「ポンコツさん、感想はどうですか?」
「みんなで歌うって良いですね! 自分はいつも師匠と1VS1でしたので…」
ある男性のお弟子さんが「マンツーマンなんてすごいですね! だいぶうまいんじゃないですか?」
「いえ、普段は孤独の稽古ですから、自己流になってるですね。それを直したくて、今日は見学しているということもあります」
先生が「今日は、見学してもらってますがせっかくですから、歌ってもらいましょう」
「わかりました」
といい隣の中高年女性に三線とバチを借りた。
さて、何歌おうかな?




(先生の名前は、当分仮名表示にします。まだ正式に弟子になったわけではないので)

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