2011年10月31日

多良間から師匠がやってきた たらまー4

三線片手に「多良間しゅんかに」を歌う。音符オレンジ
最近練習時間が減っているから途中でつっかえるかもしれない。
いつも以上に三線三線に集中した。
何とかつっかえることはなかったのだが…。
「もう一回1番から歌いなさい!ベー
師匠の声が飛ぶ。情けないことに声が途中裏返ったりして恥ずかしい限り。汗
「うーん、ポンコツ君。ただ歌っているだけだな。人に響くものがないサー。
音程が合っているからそれでよしってなわけにはいかないよね。民謡なんだからね。
君の歌はCDなんだよね? CDをマネしてはいけないよ。(CDで)歌う人は宮古の
発音なんかできないんだからムカッ
「わかりました」
「ゆまは夕方まで来ないから、たっぷり歌いましょう! 隣の人がビックリして起きだす位
歌いなさい!あかんべー
ってなわけで、このあとは「多良間しゅんかに」それに「伊良部とうがに」まで歌った。
「ポンコツ君、そろそろ伊良部とうがにを練習しても良いだろう。モネ君に追いつくにはこれを
マスターしなければなりません。まずできるところまで歌ってみなさい!ムカッ
嬉しいような、大変だな…といった気持ちが入り混じっての「伊良部とうがに」“初陣”だな。
「この歌は難しいからできなくて当たりまえです。歌を4つに分けて、ワンフレーズずつ
マスターしていきましょう。じゃあ、まずここまで歌いなさい」
と言われ、ワンフレーズずつ歌う。そのたび師匠のチェックが入り、師匠が手本を見せ、
それに自分が後追いしていく。
すき家でギャグのオンパレードだったときの師匠はここになく、
厳しさだけが目立っている。
「良いですか? 宮古民謡はね、最高賞取って教師免許取って終わりじゃないんですよ。(平良)重信
先生も言っているけど、教師免許を取るっていうのは、人に教えるってことですよ。教えることが
できなければ宮古民謡の普及はないのです。教えるためにはね、弟子に尊敬されるようにならなければ
なりません。賞を取って終わりではないですよ、ポンコツ君。沖縄に来たからには、歌って三線三線弾いて
終わりではありません。多良間にもこれから定期的に来なさい!ムカッ

「わかりました」
多良間に通うか…。スカイマーク飛行機が宮古便を格安運賃で飛ばし始めたし、行きやすくなったけど、
でも売上あがらないとなあ…。もう貯金は底が見えてきた。最後のカードも先日切ってしまった…。ぐすん
歌いながら今後の資金繰りで頭がいっぱいのポンコツ君であった。がーん



タグ :多良間

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Posted by ポンコツ34@那覇 at 22:06│Comments(0)那覇生活
 
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