2011年08月05日

本島の宮古民謡コンクール 2

ブログ『新・沖縄にとろける』にアクセスしていただきありがとうございます。
ブログ上では、私自身を“ポンコツ”と表記し、
また、一般個人の方が特定されないよう、表現を多少デフォルメしますので
よろしくお願いします。


優秀賞からは師匠による伴奏は禁止なので、三線三線の出来の良しあしが聞いててはっきりわかるね。
せっかく歌がうまくても、ちんだみが狂っているのが目立つ。ぐすん
勘所が甘い人も多い。
お客さんは正直なもので、うまい歌・うまい三線の場合は黙って
うっとりしながら聴いていたりニコニコ、口ずさんだり…となる。
しかし、そうでない場合は残酷なもので、会場が私語で騒がしくなるんだな。ムカッ
主催者側も「受験生たちはこの日のために一年間一生懸命稽古をしてきました。
どうかお静かにお願いします」とアナウンスが何度も入るのだが。
これは仕方ないのかな? 騒がれるってことは、素直に稽古不足なのだと
認識すべきなんだな。まだ受験するレベルではないってことだな。
師匠と話し合って、推薦が得られないようであれば、辞退をして
もう一年待つってことも必要だと思ったな。
それは、俺にも言えることなんだけど。
ちなみに課題曲は『家庭和合』『池間の主』だった。
『池間の主』の“八”の勘所がイマイチの方が多かったね。ぐすん

ここまでで、約70人出演している。ひとり3分だとしても
半日ずっと休憩時間以外は歌を聴き続けた。
宮古民謡ってやっぱり良いものだな。沖縄本島の歌も
八重山の歌も素晴らしいけど、宮古の旋律♪赤の美しさは別格のものがあるな。
沖縄民謡のカテゴリーではマイナーな地位なのかもしれないが、
だからこそもっと宮古民謡の良さが周りに広がってほしいな…と。

さて、昼食休憩のあとは最高賞の審査。
課題曲は『とうがにあやぐ』『多良間しゅんかに』である。
『とうがにあやぐ』は背の高い中高年男性が歌うとほんと迫力と威厳があるなあ。
歌詞が素晴らしいよね。“宮古の旋律はとっても美しいから、沖縄本島にも 八重山諸島にまでも
響かせましょうよ…音符オレンジ”というね。
『多良間しゅんかに』を選んだ受験生も何人もいる。
この歌は三線の弾き方が変わっているから、残念ながら間違えて“終了”してしまう人もいる。
誰だったかな? けっこうキレイな女性がうまく歌っていたな。うっとりしちゃうね。ラブ
本島の宮古民謡コンクール 2
(那覇 真玉橋から沖縄尚学高校を望む)



同じカテゴリー(三線)の記事
まだ三線やっている
まだ三線やっている(2015-07-28 21:44)

今日の練習
今日の練習(2013-01-23 20:17)

ピック弾き
ピック弾き(2013-01-22 19:46)

工工四がない
工工四がない(2013-01-02 08:36)

玄工房にて
玄工房にて(2012-08-14 06:54)

久々に歌った
久々に歌った(2012-06-10 20:47)


Posted by ポンコツ34@那覇 at 08:52│Comments(0)三線
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。